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UDGが従来より安全性が高いグレーチングとして
取り換え需要に使われている理由は?

2023.03.24

ユニバーサルデザイングレーチング(UDG)は、滑り抵抗値BPN=40をクリアしたはじめてのグレーチングです。

ユニバーサルデザイングレーチングは、それまでの鋼製グレーチングの概念を変えた全く新しいコンセプトをもったグレーチングです。グレーチングの形状を三角形状(トライアングル)にすることで、車椅子やベビーカー、シルバーカーなどの車輪がはまり込んだりせず、安全で安心して通行できる。また、部材に凹凸模様を施すことにより雨や雪の路面コンディションにも左右されない、滑りにくい安全構造を実現した商品です。

歩行者に優しい安全基準とは?

「東京都福祉のまちづくり条例施設整備マニュアル」、「アスファルト舗装要綱」では歩行者が安全かつ円滑に利用できる床の材料及び仕上げを選択するように定められ、具体的には歩行者側の道路舗装で湿潤状態BPN=40以上が望ましいとされています。

試験機「振り子式スキッドレジスタンステスタ」

滑り抵抗性(Skid Resistance)とは、舗装面と自転車のタイヤ等の間に発生する摩擦抵抗値です。滑り抵抗値BPN(British Pendulum Number)は、試験機「振り子式スキッドレジスタンステスタ」で測定して得られる滑り抵抗値です。測定方法としては、湿潤状態を想定し試料面に水を散布した状態で測定を行い、振り子の先のゴムスライダーを所定の位置から振り下ろし、スライダーと試料間の摩擦による減衰を目盛りによって読み取ります。

ユニバーサルデザイングレーチングの実際の滑り抵抗値試験数値の平均値は、BPN=45 で理想的な数値をクリアしています

※比較値:従来の普通目グレーチング:BPN=33 細目グレーチング:BPN=28

ユニバーサルデザイングレーチングは、部材に独自の凹凸模様を施すことにより、従来品より段違いの滑り抑止機能を強化した安全性の高いグレーチングです。

UDGは、様々な施設・生活シーンに使用されています

大学構内
下水道処理場
総菜作業室
JR車両センター
道路
公園

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車輪がはまらない。雨の日でも滑りにくい。
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