冠助KANSUKEG

国土交通省L形ます
東京都型 街きょます縁塊/L形集水桝

歩車道境界ブロック

路面の冠水を防ぎ、自転車のスリップを抑止するL形/街きょます

道路の冠水を解決するL形ますとして開発した製品です。 自転車の安全な走行をサポートするためユニバーサルデザイングレーチングを採用、L形 ますの縁石部には、新たに排水孔を設け、落ち葉やゴミ、新聞・雑誌等でグレーチングが塞がれても排水性能を維持します。また、側溝修繕工事に革新をもたらしたネプラス工法(傷んだ部分だけを取替えて、工事期間を短縮する)にも対応しています。


ゲリラ豪雨による冠水を防ぐ、落ち葉冠水防止ふた「冠助」の製品情報などをご紹介しています。

L形ます縁石部の
排水性能をアップ!

ゲリラ豪雨や集中豪雨によって起こるますぶたの冠水に対応するため、縁石部に排水孔を設け排水性能を高めました。落ち葉や新聞・雑誌等の排水の妨げになるものがある場合でも、安定した排水性能によって冠水を防ぎます。

ネプラス工法(ますぶた修繕)に対応

側溝修繕工事に革新をもたらしたネプラス工法は、傷んだ部分だけを取替えて、工事期間を短縮、破棄物を削減、材料も少なくてすむ画期的な工法です。

自転車の安全走行を
サポート

グレーチングの形状をトライアングルピッチにかえたことで車輪のはまり込みや落ち込みを防ぎます。また、部材にスベリ止めの突起を設けたことで耐スリップ性能を向上させました。

集水性能試験

試験方法

横0.7m×縦1.8mの実験施設の下流側に落ち葉冠水防止ふた冠助(L形縁塊)を設置しました。グレーチングをビニール袋に包みこんで、通常の排水口であるグレーチング部から完全に排水しない状態にして、上流施設内から水を排水し、カバー部分の排水能力を検証しました。

排水量の確認

実際に使用している事を想定し、合理式(ラショナル式)により、
● 集水面積=200m2(横10m×縦20m)
● 流出係数=0.95
● 降雨強度=90mm/hr
雨水流出量0.005m3/secの水量を流す実験を行いました。
容積0.337m3÷60秒=0.0056 m3/sec

試験結果

グレーチング部が完全に塞がれてもカバー部から排水可能です。
落ち葉冠水防止ふた冠助のカバー部だけで5.6ℓ/毎秒の排水能力があります!

ユニバーサルデザイングレーチングの滑り抵抗値(BPN)

滑り抵抗値BPN=40以上のグレーチング

「東京都福祉のまちづくり条例施設整備マニュアル」や、公益社団法人日本道路協会の「アスファルト舗装要網」では、歩行者が安全かつ円滑に利用できる床の材料及び仕上げを選択するよう定められ、具体的には歩行者側の道路舗装でBPN値40以上(湿潤状態)が望ましいとされています。
カワグレのユニバーサルデザイングレーチング(UDG)は、湿潤状態において滑り抵抗値BPN=40以上を確保しており、歩道・自転車道舗装部において安全に使用していただけるグレーチングです。

ユニバーサルデザイングレーチングは滑り抵抗値BPN=40以上
ノンスリップタイプの製品です(試験方法:湿潤状態)

振り子式スキッドレジスタンステスタによる試験の様子

滑り抵抗値BPNについて

滑り抵抗性(Skid Resistance)とは、舗装面と自転車のタイヤ等との間に発生する摩擦抵抗値です。滑り抵抗値BPN(British Pendulum Number)は、試験機「振り子式スキッドレジスタンステスタ」で測定して得られる滑り抵抗値です。
測定方法としては、湿潤状態を想定し試料面に水を散布した状態で測定を行い、振り子の先のゴムスライダーを所定の位置から振り下ろし、スライダーと試料間の摩擦による減衰を目盛りによって読み取ります。

施工事例WORKS

東京都港区

東京都世田谷区

東京都中野区

山梨県山梨市

三重県松阪市

新潟県長岡市

茨城県大洗町

埼玉県深谷市